1936-2014
皮膚科専門医学博士
略歴
- 日本赤十字中央病院皮膚科勤務
- 鉄道中央病院皮膚科勤務
- 1973年4月石井クリニックを開業
港区南青山に日本で始めて美容皮膚科とエステティックサロンを
併設したクリニックを開業
以来、大手化粧品会社の顧問医を歴任し、開発にも携わる。
略歴
大人になると皮膚のターンオーバーが遅れ、代謝が落ちてくることで角質が厚くなります。それによって毛穴が塞がれ、ニキビの原因に。代謝が落ちるのは、ストレスや睡眠不足、食事の偏りなど生活の乱れが要因となることもありますし、紫外線など外的要因の場合もあります。また、生理前はホルモンバランスが乱れることでニキビもできやすくなりますね。
大人のニキビは、皮脂が多く脂漏性皮膚炎をおこしてニキビができる場合と、インナードライ、乾燥が原因となるニキビにわけられます。自分の肌がどのタイプか、ニキビの原因をきちんと見極めて、ケアすることが大切。
Tゾーンに赤みがあって細かいニキビができやすい、皮脂が多くメイクがくずれやすい人は、どちらかというと脂漏性皮膚炎。脂漏性皮膚炎の人は、いくら肌がカサっとしてもリッチなクリームなどを塗るのは逆効果となる場合も。
また、全体的に乾燥しているのにニキビができる人はインナードライ。水分、油分をきちんと与えましょう。ただし、油分は与えすぎると毛穴をふさいでしまうので、ある程度水分を与えたら乳液や美容液でフタをするぐらいにとどめておいて。
市販されているニキビ用アイテムは、どちらかというと若者向けが多く、皮脂を取り除くことをメインにしているので、大人は部分使いにとどめた方がいいですね。
またポツンとできたニキビは、膿を出したほうが直りが早い場合もありますが、自分で押し出すと跡が残るので、痛みを伴うようなニキビなら病院で膿を出してもらいましょう。
日焼けというのは、もし赤みが出ている状態であれば、紫外線B波によってやけどしているような皮膚状態。まずは炎症やほてりをとる処置をする必要があります。赤みが出ているのであれば、とにかく冷やす。ただし、氷だと冷えすぎてしまうので、ぬれたタオルや水圧の低い水のシャワーで冷やすのが効果的。赤みがおさまってから化粧水などを使ったほうがいいですね。
もし日焼けしてすぐに皮がむけるとしたら、それはヤケドしているということ。水泡が出た場合など、薬を使わないと悪化する恐れがあるので、その際は皮膚科を受診しましょう。日焼けして赤くなり、その後で皮がむけた場合は保湿などのセルフケアでも乗り超えられます。
日焼けしたときにメイクをしているのであれば、クレンジングで落とす必要がありますが、炎症を起こしているので摩擦があるふきとりタイプはNG。肌にストレスがかかりにくい、ミルクタイプややわらかめのジェルタイプがおすすめです。オイルは洗浄力が強いので避けたほうがいいでしょう。あとは、日焼けした後の肌は乾燥がすすむので、保湿はしっかりと。
揺らぎやすい、寝不足などで赤みが出る人は、気温や湿度の変化、紫外線の強さに適応できておらず、肌状態が悪化しやすいと考えられます。あとは皮脂分泌や発汗など、体の反応がついていっていない場合もあります。それは、ストレスや寝不足、ビタミン不足、加齢など様々な要因があります。
基本的に肌に赤みが出やすいのであれば生活を正すのが一番です。特に、排卵後から生理前は肌荒れを起こしやすいので、その時期は睡眠をよくとって、深酒などしないことを心がけましょう。アルコールは適量であれば血行が良くなったりもしますが、飲みすぎるとむくみやすくなり、代謝が落ちることもあります。
夏場は、紫外線の光や日焼け止めに、肌が負けてしまうがあります。肌に赤みが出やすい人は、日焼け止めを必ず塗りましょう。おすすめはノンケミカルで紫外線吸収剤が入っていないタイプ。今は色々な種類が出ていて、ノンケミカルでも十分、紫外線から肌をガードできます。ただし、日焼け止めは2~3時間ほどで落ちてしまうので、塗り直す必要が。頻繁にメイク直しや塗り直しをするのが理想的ですが、それは難しいとは思いますので、おしろいタイプやスプレータイプなど、使い勝手が良いものを上手く利用しましょう。
「炎症」というのは、医学的に赤みや腫れ、熱感、かゆみやヒリつきが出る状態のことです。炎症の原因は外的刺激と内的刺激にわけられ、外的刺激はいわゆる接触性のもの。日光や温度差、湿度、化粧品や洗剤などでかぶれたりするものです。アレルギーや花粉、ハウスダスト、PM2.5、金属なども外的刺激となりますね。
内的刺激は、内分泌の異常やアトピー、皮膚のバリア機能の低下、発汗がうまくいかないなど。皮脂の異常による脂漏性皮膚炎もこちらに含まれます。皮膚の中の器官がうまく働かず、炎症となって出てしまうことが多いです。
軽く赤みがあって、少しかゆみが出る程度なら、肌を清潔にしてしっかり保湿していれば良くなることはありますが、何日かケアして改善しないようなら病院へ行きましょう。かぶれが出やすいという人は、化粧品も敏感肌用のものを使ったほうが安心です。
また、炎症が出ているときはできるだけメイクをしないのが鉄則。メイクをするということは、クレンジングでこすり、洗顔でこすり…と、肌を酷使するということ。メイクが炎症の原因となっている場合もあるので、できるだけ肌に負担をかけないことが大切です。
発酵独特の香りがしますが、しばらくすると香りは消えるので気になりません。ホルモンバランスの乱れでできてしまう吹き出物に悩んでいましたが、朝晩の使用で、肌自体が強くなり、吹き出物ができにくい肌になりました。
海外に住んでいるため陽射しが強く、日常生活でも日焼けをしてしまいます。フィンギーは、一晩であっという間に肌を鎮静し、赤みも抑えてくれるので日焼け後のクールダウン&アフターケアとして心強い味方です。
ラインで買い替えるとなると勇気がいりますが、普段使っている化粧水の前に「ザ・フィンギー」を投入するだけでOKなので使いやすいです。コスメの浸透も良くなり肌がモッチリ。持ち歩きやすいので仕事の合間にシュッとひと吹きして、肌も気分もリフレッシュ。
使用感はスッキリなのに肌に入れ込むとしっとりしてくるところがお気に入り。プライベートでは冷蔵庫で冷やして使っています。仕事ではローションパックに。キュッと引き締まってしっとりした肌は、化粧のりはもちろんのこと化粧崩れも防げます。本当に重宝!
夏は日焼けや汗、冬は乾燥などで、一年中肌が荒れやすいのですが、突然の肌荒れも落ち着かせてくれる私の救世主的な存在。今まで、ひどいときは皮膚科に通っていましたが、そんな必要がなくなったほどです。&アフターケアとして心強い味方です。
仕事で忙しい日が続いて、徹夜をしてしまったり、メイクを落とさずに寝てしまうと肌がボロボロになってしまうことも……。そんなときでも、洗顔後になじませると肌がスーッと落ち着いて、すぐにトーンダウンしてくれるので手放せません。
さっぱり、ひんやりとした使い心地で毛穴がキュッと引き締まるし、朝使うことでメイクのノリも良くなる気がします。使い始めて1週間ほどで、全開だった毛穴が小さくなってきたし、目に見える効果があるとリピートしたい気持ちがより高まりますね。
ストレスの影響などが肌に出やすいのか、突然、大人ニキビができてしまうこともしょっちゅう。フィンギーを使い始めると、そもそもニキビ自体ができにくくなったし、できたとしても夜に“即席湿布”をすると翌朝にはおさまっているので、本当にうれしい!
背中や胸元などボディに肌荒れや吹き出物がでやすく、悪化すると炎症まで起きてしまうことが悩みだったのですが、治りが本当に早くなって、自分の肌に自信が持てるように。これまでコンプレックスを抱いていたのが嘘みたいです。
化粧水ってベタベタしそうで苦手意識があったのですが、「ザ・フィンギー」は本当にさっぱりしているので男でも抵抗なく使えます。ボトルもスタイリッシュだし、ワンタッチで出せるのも使い勝手も◎。部屋に置いてあっても全く違和感がないのもいいですね。
発酵系のコスメってどれも価格が高い印象で、ローションをバシャバシャ使いたい私にとっては少し物足りなさを感じていました。「ザ・フィンギー」は毎日、たっぷり使っていても安心できる価格なのがありがたいですし、なんといってもコスパが最高!
仕事柄、紫外線をあびることが多く、肌がすぐにほてってしまうのですが、なじませたときの爽快感が気持ちよく、スーッと熱をとってくれるような感覚がクセになります。日焼け後に肌が乾燥することもなくなり、必ず持ち歩いています。
※フィンギーマスク、もしくはザ・フィンギーをご利用いただいた方の声です。
ドクター石井が1973年に開業した「石井クリニック」。まだ美容皮膚科という概念がなかった時代、東京・南青山に“皮膚治療”と“エステティックサロン”を併設した日本初のクリニックとなり、連日行列をつくるほどの伝説を生み出します。
行列のわけは、ドクター石井が生み出した湿布液「フィンギーマスク」。様々な肌トラブルを解決し続け、女優やモデル、著名人たちもその虜に。効果実感は口コミで広がり、一躍ドクター石井の名を全国区にしたのです。
ドクター石井は40年以上、臨床現場での皮膚疾患治療に「発酵代謝物」を処方してきました。その中でも、特に厚い信頼を置いていたのが「中村菌®」。
この「中村菌®」は、京都で150年を超える歴史を持つ(株)ナカムラ酵素でつくられている発酵液で、京都の「音羽の水」でしか理想的な発酵をしないといわれています。しかも、仕込むのは大寒の寅の日だけ。3年以上の自然発酵で初めて誕生するという、極めて希少な発酵液なのです。
戦前にはこの「中村菌®」を原料に医薬品を製造、販売し、戦時中には救急薬として活躍。その功績は、GHQから表彰を受けるほど、確かな実績を生み出してきたのです。
石井クリニックの創設者で、「フィンギーマスク」の開発者でもあるドクター石井。
日本赤十字中央病院、鉄道中央病院で皮膚科医として勤務したのち、1973年4月に石井クリニックを開業しました。また、株式会社カネボウ化粧品や株式会社ポーラ、マックスファクター株式会社などで、顧問医を歴任。多数の化粧品開発に携わってきた経験も、「ザ・フィンギー」の誕生に一役買ったといえるかもしれません。
米ぬかに酒かす、米麹を加え、ミネラルを豊富に含む「音羽の水」で自然発酵させた「中村菌®熟成発酵液」が、皮膚の健康維持をサポート。ドクター石井は、皮膚常在菌のバランスが健康な皮膚を保つための大切なポイントだと考えています。
打撲や腱鞘炎などの消炎効果があるといわれる「サリチル酸メチル」。それを配合することで、肌トラブルをトーンダウン。主成分である「中村菌®熟成発酵液」の効果を引き立てます。
シソ科の植物であるハッカを含むハーブティーは、民間療法薬として喉などの消炎効果があるといわれてきました。肌がスーッと目覚めるような清涼感を与え、清々しい使用感を実現しました。
肌には皮膚の健康維持に役立つ、皮膚常在菌が存在します。
その数は約1兆個、200種ともいわれ、代表的な「表皮ブドウ球菌」「アクネ桿菌」「酵母菌」など多様。
そして常在菌には、善玉菌と悪玉菌があり、そのバランスがターンオーバーを整えて健やかな美肌を実現するのです。
健康な肌はバリア機能がきちんと働くことによって、角質細胞内の天然保湿因子(NMF)が水分をしっかり保持。うるおいが保たれている状態に導きます。